今回は出張シリーズ、東海地方は名古屋エリアです。近年ベトナムを始めエスニックの名店がどんどん生まれている地域。そんな中でも昔からやっている格式あるタイ料理店、納屋橋にある「サイアムガーデンさん」でのランチです。
建物はなんと登録有形文化財になっているそうです。旧加藤商会ビルというもので大正5年に建築され、昭和6年に建て直されたが、外見は最初の建築時とほぼ同じだそう。昭和20年まではタイ国領事館が置かれていたのだそうです。うーん、とても歴史ある由緒正しい場所であり、タイとも繋がりがあるんですね。
建物の後ろというか、横には堀川が流れていて、夜になるととても綺麗です。街中に流れる川って整備とか意識されてないとドブ川になるんですけど、ここはほんと管理されていて、とても綺麗です。
店前の看板。タイのフラッグがヒラヒラと揺れていて、ここで初めてタイ料理と認識できます。
入口にあるメニューは手書きのものもありで、丁寧さが伝わってきます。
お店を入るとまずは受付があります。1Fはこの受付とキッチンのみのようですね。客席は2Fですので階段登って、映画にも出てきそうな廊下を歩いて行きます。
そして客席へ。なんというか、映画に出てきそうな部屋です。店員さんもタイ人の方ですが、他のお店にある陽気なコップンカー!的な対応ではなく、とてもかしこまっておりまして、こちらも緊張です。笑
早速恒例のメニューチェック!ランチメニューはセットメニューになっておりますね。
ドリンクメニューも豊富に取り揃えてありますね。スイカジュース飲みたいなぁー。。。と思いながらも、今回はなんとパッタイをチョイス!そう、高級店に来てパッタイとは、なかなか頼みにくいものです。なにせ和食に例えると高級料亭にきて焼きそばを頼むようなものではないでしょうか。しばらくすると出て来たのは、、、
まずは前菜であります。なんですか、このタイ料理らしからぬお皿と盛り付け!ますます緊張しながらも食べてみると、うん、辛い!!!そうです、高級店とはいえ辛さは忠実なのです。このひき肉の辛味ソースがけ的なものが辛い。豆腐でうまく緩和できるといえばできます。
そして出て来ました、パッタイです!あれ、これパッタイですか?ってくらいのカルボナーラ感が見た目から感じられます笑。添えられたエビがまた美味しそう。早速いただきますと、これがうまい!お世辞抜きに今までパッタイの中でもトップクラスです。もちもちっとした麺がとても美味しくて、味付けも塩辛くなく抜群。そして何より辛くない👍 高級店で食べるパッタイはやはり屋台のそれとは全く違う味になる、またひとつ勉強になりました。この味ったら東京ではもっとお金取るでしょうね。
最後はシメのデザートです。ディナーかよ!って突っ込みたくなります。マンゴープリン。とっても濃厚で優しい味、ジャスミンティーとの相性も抜群です。思わず何時間も居たくなりましたが、お時間60分制でしたのでそそくさ出て来ました。名古屋に来たらここはおすすめですね。注文時に辛さの好みもリクエストできますのでアンチ激辛さんにも安心のお店です。
アンチ激辛度 | 🌟🌟🌟🌟 ※あくまで料理の辛さの評価です。辛いと星が少なくなります。 |
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店名 | サイアムガーデン |
住所 | 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目15−17 |
TEL | 052-222-8600 |
席数 | 約54席 |
定休日 | 不定休 |
HP | お店のHPはこちら |